カーボン・オフセット都市ガスについて
2050年カーボンニュートラル社会の
実現に向けて

CO₂排出量削減において「熱」への対策も、重要です。
わが国の産業・民生部門の消費エネルギーの約6割は熱需要であり、特に産業分野においては電子化による対応が難しい高温域も存在しています。
ガスは高温域にも対応でき、天然ガスへの燃料転換など天然ガスシフトを進めることで足元の熱需要の低炭素化に貢献できます。
2050年までの移行期に天然ガスシフトを進めた上で、将来、ガス自体を脱炭素化(e-methaneを導入)することで、熱需要の脱酸素化が可能となります。
まずは省エネに取り組み、CO2排出量削減を進めることが重要です。
その結果、削減が難しくどうしても排出されてしまうCO2については
カーボン・オフセット都市ガスを利用することでCO2排出量を削減することができます。
カーボン・オフセット都市ガスとは

都市ガスを使用して排出されるCO2をクレジットで相殺し、実質排出量をゼロとみなすものです。
宮崎ガスのカーボン・オフセット都市ガスは、国が認証するJ-クレジット制度を活用しています。
温対法(地球温暖化対策の推進に関する法律)の報告等に利用することができます。
J-クレジット制度について詳しくはこちら
https://japancredit.go.jp/
カーボン・オフセット都市ガス導入のメリット
- 地球環境や社会への貢献
CO2排出量削減に取り組むことで気候変動問題の解決、持続可能な社会の実現に貢献します。 - 企業価値の向上
企業の環境配慮型経営を強調し、企業のイメージ向上に繋がります。
企業が環境保護に取り組む姿勢は、顧客や投資家の信頼を得るとともにブランド価値の向上にも繋がります。 - 手間なくCO2をオフセット
必要な手続きはすべて宮崎ガスが行うため、簡単にCO2削減に取り組めます。
設備投資も必要なく、都市ガス使用分のみオフセットできるため無駄がありません。
カーボン・オフセット都市ガスのメニュー
お客さまのニーズに合わせて2つのメニューからお選びいただけます。
- 森林由来メニュー
- 省エネ由来メニュー
森林由来メニュー
耳川広域森林組合が創出した、宮崎県東臼杵郡諸塚村の森林由来のJ-クレジットを充てています。
森林由来の中でも「再造林方法論」で作られる、国内でも希少価値の高いJ-クレジットです。
宮崎県内の森林保全活動に寄与し、地元林業の活性化や生態系の保全、資源循環の促進にも貢献します。
耳川広域森林組合について詳しくはこちら
http://mimikawa-kouiki.org/
省エネ由来メニュー
省エネ由来のJ-クレジットを充てています。
省エネ法の共同省エネルギー事業の報告に利用可能です。

※1)「カーボン・オフセット都市ガス契約」は、付帯契約といたします。
※2)カーボンオフセット実績証明書を年に1回発行し、お客さまに送付いたします。
カーボン・オフセット都市ガス契約約款
※大口契約のお客さまは相対で協議させていただきます。詳しくはお問い合わせください。
カーボン・オフセット都市ガスに関するお問い合わせ
営業部営業開発課 TEL(0985)39-3085